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2021年3月20日

舞岡公園の蝶 55種 (19・終) イチモンジセセリ、オオチャバネセセリ、チャバネセセリ

「あとがき」的になるが、昨年(2020年)4月7日に、この「舞岡公園の蝶 55種」の掲載を始め、今回で最終になる。
私が舞岡公園のことを知って、写真を撮りに出かけるようになったのは2003年からで、初めて訪ねたのはその年の6月だった。それは、フィルムからデジタルに移行していく頃であり、その頃撮った写真はフィルムとデジタルとが混在している。2004年に、ボーナスをつぎ込んで Nikon D100 を手に入れたが、その後もフィルムカメラを使うことがあった。
 舞岡公園に行き始めて足掛け18年になる。2003年の9月に、それまで住んでいた川崎市中原区から横浜市の保土ヶ谷区に転居した。舞岡公園まで、マイカーで30分ほどのところになり、最近少し訪問回数は減ってきているが、特に平地産ゼフィルスのシーズンである5月、6月は、毎年訪問回数が多くなる。全部で150回ほど行っている。
 存じ上げないままに、フィールドでお目に掛かっているかもしれないが、いつもネット上で教えていただいている「舞岡公園の自然 2」をアップされているhigirinikkiさんの、もう一つのブログ「ひろしとまるこの日限山だより」に紹介されている「舞岡公園の昆虫図鑑」で、チョウは54種が紹介されている。その中に含まれているオナガアゲハとアサマイチモンジは私はまだ舞岡公園では見ていない。一方、それ以外の種として、ミドリヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンが今回の「舞岡公園の蝶 55種」に加わった。
 もう一種加えたオオチャバネセセリについては、イチモンジセセリとの区別が難しい個体もあり、同定に誤りがあるかもしれない。ここへきて少々自信が揺らいでいる。オオチャバネセセリとしたすべての写真に於いて私の同定ミスであれば、55種ではなく54種ということになる。どうぞご指摘いただきたい。そのほか、舞岡公園ではミヤマカラスアゲハ、ヒオドシチョウ、ゴイシシジミが記録されているようである。これからも観察を続けたい。

5.セセリチョウ科 ②  イチモンジセセリ、オオチャバネセセリ、チャバネセセリ

4) イチモンジセセリ

50401 2006年9月4日撮影
イチモンジセセリは秋になると個体数が多くなる。越冬態は幼虫のようだが、関東では5月ごろから第1化が発生し、移動、分散しながら増えていき、秋にかけて個体数が増加するようという。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_060904017 X800 ○舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
50402 2007年9月4日撮影
タムラソウで吸蜜する。タムラソウの花期は8月から10月である。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( f5 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_070904021 X800 ○舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
50403 2009年5月19日撮影
5月に撮った写真だ。この頃に見られるのは越冬した幼虫から発生した第1化と考えられる。Nikon D300は2007年12月 に新調した。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_090519086TF X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50404 2011年10月6日撮影
これも求愛のシーン。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_111006021 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50405 2014年10月6日撮影
秋も深まっていく。草刈り作業の傍らで。 

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 4mm ISO200  ) 露出補正 -0.7段
005_141007101 X800 ○舞岡公園 HS50.jpg
50406 2020年10月6日撮影
ノハラアザミで吸蜜。D750は2019年8月に購入した。最も新しい愛機である。SONYのRX10M4や、Nikon D5300 と比較すると少々重たい。  

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 150mm ISO1800 ) 露出補正 なし
006_201006053 X800 〇舞岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg


5) オオチャバネセセリ

50501 2005年9月29日撮影
実はこの写真を撮った時はイチモンジセセリと思っていた。前翅中央の白い紋がイチモンジセセリに比べ大きくより白いので、オオチャバネセセリと同定した。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
  データ不詳
001_050929009 X800 ○舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
50502 2007年9月4日撮影
古民家の庭で。

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 7mm ISO200 )  
002_070904004 X800 ○舞岡公園 A620.jpg
50503 2009年9月10日撮影
  後翅裏面の白い紋の列がジグザグになっているので、オオチャバネセセリと同定したが、イチモンジセセリにも個体差があり、それがジグザクになるものあるようなので、ちょっと確信がない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_090910071 X800 ○オオチャバネセセリ 舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50504 2009年9月10日撮影
前の写真と同じ個体で、手前の花に移動したところを撮った。  

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_090910072 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50505 2014年10月7日撮影
イチモンジセセリとの区別が難しい。同定ミスかも知れない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 4mm ISO125  ) 露出補正 -0.7段
005_141007043 X800 ○舞岡公園 HS50.jpg


6)チャバネセセリ

50601 2020年5月25日撮影
5月の初め頃第1化が発生する。新鮮な個体だった。イチモンジセセリ同様、地味なチョウである。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
001_200525002 X800 舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg
50602 2020年5月25日撮影
前の写真と同じ個体。アカツメクサで吸蜜。前翅の小さな白い紋はイチモンジセセリと区別できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO500 ) 露出補正 なし
002_200525029t X800 舞岡公園 チャバネセセリ RX10M4.jpg
50603 2011年11月1日撮影
本種も秋になると個体数は多くなる。舞岡公園ではイチモンジセセリよりは少ない。

  Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 6mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
003_111101016 X800 舞岡公園 チャバネセセリ G12.jpg


 

2021年3月12日

舞岡公園の蝶 55種 (18) ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

日本で新型コロナウィルス感染症が取り沙汰されてほぼ1年が経つ。昨年4月7日に第一波に対する緊急事態宣言が、7都府県に出され、5月後半には解除されたものの、7月になって、再び感染者が増え始め、第二波、そして11月に入ってさらに第三波が来襲した。今年になって、2021年1月7日に1都3県に発出された2回目の緊急事態宣言の直後、全国の1日当たりの感染者数は7,882人となってしまった。東京の1月8日の新規感染者数は、は2,447人となり、過去最多となった。私が住む神奈川県でも679人と増加し、さらにその翌日には995人となっていた。
 正月から、病院通いを除いては、1月4日に近くの氏神様に初詣をした以外、外出をしていないこの頃である。(2021年1月25日記)

 舞岡公園のセセリチョウ科のチョウは6種である。イチモンジセセリと見間違いやすいが、オオチャバネセセリをその中に含めた。地味な種が多い中で、6月に第1化が出てくるキマダラセセリは目を楽しませてくれる。だが、最近ちょっと個体数が減ってきているのではないかと心配である。

5.セセリチョウ科 ①   ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

1) ダイミョウセセリ

50101 2010年5月15日撮影
5月に第1化が羽化するが、敏捷に飛翔しては葉の上などにスッと止まる。この写真では翅は閉じているが、本種は静止するときは翅を開くことが多い。セセリチョウ科の中では印象の強いチョウである。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_100515027 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50102 2010年5月15日撮影
ハルジオンで吸蜜する。開翅して吸蜜することが多い。後翅に白帯が現れている。♂と思う。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_100515074 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50103 2011年5月31日撮影
イボタノキの花で吸蜜。白い花が好きだ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 7mm ISOオート )  
003_110531028 X800 ○舞岡公園 A640.jpg
50104 2011年5月31日撮影
後翅外縁の白い縁が美しいさを添える。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_110531083 X800 ○舞岡公園 イボタノキ D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50105 2011年7月18日撮影
第2化だろうか、きれいな個体だった。見かけでの雌雄の区別は難しいが、♀のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110718002 X800 ○舞岡公園・朝 D300 SIGMA 105macro.jpg
50106 2012年6月27日
いわゆる関西型のように、後翅の白帯が強く出ている個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_120627013S X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50107 2017年5月19日
この種は静止するときは開翅することが多いようだ。ダイミョウセセリという和名の由来に興味を持った。いくつかある説のうち、翅の模様が黒地に白い紋付きで江戸時代の大名の羽織袴姿を連想させるところからというのが一番納得しやすい。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 300mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_170519059 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg


2) コチャバネセセリ
 
50201 2005年4月26日撮影
本種は年2回~4回発生する。これは第1化の♂で羽化したての個体のようだ。ハルジオンの花を好む。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
001_050428044 X800 舞岡公園 D100 Tokina.jpg
50202 2006年9月4日撮影
第2化なのか第3化なのか良く分からないが、新鮮な個体である。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_060904091 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
50203 2007年7月25日撮影
第2化♂。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_070725032 X800 ○舞岡公園S D100 Tokina100.jpg
50204 2009年4月22日撮影
春に出てくる本種は好んでハルジオンの花で吸蜜する。

Nikon D300 NIKKOR 18mm-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_090422020 X800 ○舞岡公園 コチャバネ D300 NIKKOR 18-200 + Kenko CLOSE-UP 1.jpg
50205 2010年5月15日撮影
第1化♂。個体数は多い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_100515043 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50206 2011年4月26日
キタキチョウやベニシジミなどとともに、春の舞岡公園に多いチョウである。裏面は黄褐色に翅脈の黒がアクセントをつける。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_110426058 X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
50207 2011年5月31日撮影
第1化♀と思う。大分擦れてきている。擦れた個体では、裏面後翅の黄褐色が色落ちて黒く見えるようになる。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_110531015 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50208 2015年4月25日撮影
90mmマクロレンズで接近して撮った。複眼の頭部から前翅の付け根辺りがたくましく見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_150425066 X800 舞岡公園 D5300 TAMRON 90 macro.jpg


3.キマダラセセリ

50301 2008年7月5日撮影
地味なセセリチョウ科のチョウの中にあって、ちょっと粋ないでたちのチョウである。第1化は6月中頃から発生するが、トラフシジミの夏型が発生する頃に見られるようになる。  

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_080705019 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50302 2008年7月5日撮影
  ヒメジオン花で吸蜜。だいぶ擦れてきている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_080705052 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50303 2008年7月5日撮影
前の写真と同じ個体。広角側で背景を入れて撮影した。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_080705059 X800 ◎舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50304 2010年6月24日撮影
アカメガシワで吸蜜。ミドリシジミの♀を探していると、よく見つけることがある。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_100624074 X800 ◎舞岡公園 アカメガシワ D5000 VR18-200.jpg
50305 2011年6月30日撮影
ハルジオンで吸蜜中の♀。 裏面も魅力がある。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110630006 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50306 2011年6月30日撮影
オカトラノオも好きな花のようだ。    

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_110630015 X800 舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50307 2012年6月27日撮影
リョウブの花で吸蜜する♂。最近、舞岡公園における本種の個体数が少なくなっているようにお思う。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_120627013S X800 ○リョウブ舞岡公園 G12.jpg


   

2021年2月 8日

舞岡公園の蝶 55種 (15) ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)

舞岡公園へ行くようになって、20年近くになるが、最近はあまりゴマダラチョウを見なくなった。公園の散策路を歩いていて、見かけるのはほとんどがアカボシゴマダラになってしまったのだ。同じエノキを植樹とするので、当然競合は起こるのだと思う。
  舞岡公園で初めてアカボシゴマダラを見たのは、2004年の秋、枝に残った熟した柿の実で吸汁している姿だった。しばらくの間、後翅の赤い紋を新鮮な思いでながめ、美しいとも思っていたが、いまはゴマダラチョウの清楚ないでたちの方を好ましく思う。

舞岡公園の蝶 55種 (15) ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)

4.タテハチョウ科 ⑤   ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)
 
13) ゴマダラチョウ

41301 2011年5月31日 撮影
春型 黄色いストローが鮮やかだ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 7mm ISOオート )  露出補正 なし
01_110531017T X800 A640.jpg
41302 2011年5月31日 撮影
この個体、後翅が大きく破損していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_110531069 X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41303 2011年6月6日 撮影
春型の♀。アカボシゴマダラに負けないよう頑張って欲しい。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
03_110606064TDPLF X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41304 2015年9月12日 撮影
古民家の近くに柿の木がある。その柿にゴマダラチョウが来ていた。ゴマダラチョウは舞岡公園ですっかり少なくなったと思う。勢力を拡大する外来種のアカボシゴマダラとの競合だろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 236mm ISO180 )  露出補正 -0.3段 
04_150912003 X800 P610.jpg
41305 2015年9月12日 撮影
そこへアカボシゴマダラが飛来した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO250 )  露出補正 -0.3段
05_150912006 X800 P610.jpg
41306 2015年9月12日 撮影
アカボシゴマダラの赤い紋は確かにきれいだ。しかし、ゴマダラチョウの清楚な姿は品がある。  

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO125 )  露出補正 -0.3段
06_150912016 X800 P610.jpg


14) アカボシゴマダラ(外来種)

41401 2005年6月24日 撮影
4齢幼虫 7月中頃に夏型として成虫になるのだろう。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macroデータ不詳
01_050624036 X800 4令 D100 Tokina100.jpg
41402 2005年9月12日 撮影
このチョウ(外来種・中国原産?)が初めて関東で記録されたのは1998年藤沢市だといわれる。私が、その藤沢市の新林公園で目撃したのが2003年だった。舞岡公園で初めて見たのは2005年である。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
02_050912034 X800 D100.jpg
41403 2005年9月12日 撮影
この日は舞岡公園のあちこちでアカボシゴマダラ(外来種)が飛んでいた。鮮やかな色彩模様のチョウだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
03_050912058 X800 D100.jpg
41404 2005年9月12日 撮影
♂のポートレートのような写真が撮れた。完品だ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
04_050912063 X800 D100.jpg
41405 2005年9月29日 撮影
この年は特に個体数が多かったようだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
05_050929072 X800 D100 Tokina100.jpg
41406 2006年9月4日 撮影
秋口には個体数が多かった。コンデジでシャープに撮れた。

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 7mm ISOオート ) 
06_060904092 X800 A620.jpg
41407 2008年9月3日 撮影
毎年コンスタントに発生を続けている。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  プログラムオートで撮影 ( f9 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_080903009 X800 D300 Tokina100.jpg
41408 2008年9月3日 撮影
既に舞岡公園では普通種だ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/200秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_080903024 X800 D300 Tokina100.jpg
41409 2010年6月1日 撮影
春型の♀。エノキに産卵している。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
09_100601043 X800 D5000 VR18-200.jpg
41410 2010年6月1日 撮影
平地産ゼフィルスを探して歩いていると、アカボシゴマダラに出くわす。樹液で吸蜜中。  

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10_100601113 X800 D5000 VR18-200.jpg
41411 2010年6月1日 撮影
前の写真と同じ個体。春型の♀。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
11_100601120 X800 D5000 VR18-200.jpg
41412 2010年6月1日 撮影
舞岡公園で、私が知る樹液の出ているところはここしかない。しかし、数年前から樹液は全く出なくなってしまった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
12_100601140 X800 D5000 VR18-200.jpg
41413 2011年6月6日 撮影
春型の♀。初めて、谷戸を渡って悠々と飛んでいるところを目撃したとき、「あの真っ白な大形のチョウは何だ!」と思った。  

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 7mm ISOオート ) 露出補選 -1.0段
13_110606022 X800  A640.jpg
41414 2011年6月6日 撮影
   産卵中の春型♀。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
14_110606050 X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41415 2011年7月18日 撮影
瓜久保の家で。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 6mm ISO125 ) 露出補正 なし
15_110718018T X800 G12.jpg
41416 2013年9月17日 撮影
宮田池の先の舞岡川で。アカボシゴマダラは舞岡公園の広い範囲で見られる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.61/250秒 4mm ISO100  ) 露出補正 なし  
16_130917026 X800 HS50EXR.jpg
41417 2016年8月31日 撮影
エノキの周囲を翔ぶ。舞岡公園へ行くと必ず見られるチョウになった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
17_160831010  X800 G7X.jpg


2020年8月10日

舞岡公園の蝶 55種 (13) コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

コミスジは陽光を浴びて、スイスイと飛び、梢の葉の上で翅を休める。キタテハの秋型は赤褐色に引き締まったタテハチョウらしいチョウだ。ルリタテハの瑠璃色の襷がけの帯はとてもユニークである。いずれもこの辺りでは普通種だ。
 今年の梅雨はとても長く、大雨も降らせている。特に九州の熊本や大分では、70人におよぶ人々がお亡くなりになり、2,000人を超えるかたがたが避難所で生活されている。お気の毒に思う。長野県では松本から上高地に抜ける道で土砂崩れのため、約1週間通行止めになった。
 そんな時に蝶の写真を撮りに出かけるどころではない。7月16日~18日は、湯の丸高原へ出かけようと宿の予約もしてあったが、天候が悪いのと、新型コロナウィルス感染症の感染者がまた増え始めているのでキャンセルしてしまった。
 7月18日、東京都の新たな感染者は、これまでで最も多い290人が確認された。7月22日から、Go to キャンペーンが始まるが、東京都はその対象から除外された。神奈川県も過去最多の1日当たりの感染者が出て、「神奈川警戒アラート」が発出されてしまった。(7月19日記)

4.タテハチョウ科 ③  コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

  07) コミスジ

40701 2005年6月8日 撮影
第1化は5月に発生する。梢の葉上に止まることが多い。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
01_050608025 X800 D100.jpg
40702 2006年5月31日 撮影
コミスジの♂♀の同定は難しい。♀の方が翅形に丸みがあるという。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_060531037 X800 D100 18-200VR.jpg
40703 2007年5月29日 撮影
しばしば路上に静止することがある。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10.8mm ISOオート )  
03_070529018 X800 A640.jpg
40704 2009年5月19日 撮影
これは♂のようだ。コミスジは、自分の縄張りをもっていて、時々パトロールして他のチョウを追い払う。

Nikon D5300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
04_090519034 X800 D300 Tokina100.jpg
40705 2011年7月18日 撮影
♂のようだ。コミスジは年3~4回発生する。これは第2化と思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_110718064 X800 D300 SIGMA 105macro.jpg
40706 2013年9月17日 撮影
きれいな個体だった。これは第3化と思う。

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 41mm ISO320  ) 露出補正 -1.0段
06_130917467 X800 HS50EXR.jpg
40707 2015年8月14日 撮影
コミスジは東部から胴の背ににかけて緑色の毛で覆われていて、これが金属光沢(タマムシ色)に見える。  

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100  ) 露出補正 なし
07_140815029 X800 HS50.jpg
40708 2017年5月19日 撮影
テリトリーを張る♂

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/250秒 40mm ISO320 ) 露出補正 なし
08_170519071 X800 D5300 SIGMA18-300.jpg
40709 2018年5月29日 撮影
♂ 開翅

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
09_180529035 X800 RX10M4.jpg
40710 2018年9月17日 撮影
第3化 私の好みでは、コミスジは裏面の方が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
10_180917079 X800 RX10M4.jpg
40711 2019年6月13日 撮影
大柄な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段 08) キタテハ
11_190613028 X800 RX10M4.jpg


08) キタテハ

40801 2005年6月8日 撮影
ウツギの花が咲く頃第1化夏型が羽化してくる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
01_050608011 X800 D100.jpg
40802 2005年10月2日 撮影
秋型は赤褐色になり、精悍なタテハチョウの装いになる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
02_051021057 X800 D100 Tokina100.jpg
40803 2006年5月31日 撮影
ウツギの花を訪れる。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
  データ不詳
03_060531041 X800 D100 18-200VR.jpg
40804 2006年5月31日 撮影
谷戸に咲くウツギの花に良く来る。焦点距離の短いコンデジを利用して環境を写し込んで撮る。 

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
データ不詳
04_060531093 X800 A620.jpg
40805 2007年10月24日 撮影
秋も深まった頃、コセンダングサの花で吸蜜する。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_071024025 X800  D100 Tokina100.jpg
40806 2010年4月13日 撮影
4月の暖かい日、越冬した秋型が元気に飛び回る。求愛

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_100413038 X800 D300 Tokina100.jpg
40807 2010年10月16日 撮影
セイタカアワダチソウの濃い黄色に秋型の赤褐色は良く似合う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_101016055 X800 D5000 VR18-200.jpg
40808 2010年10月16日 撮影
♂ コセンダングサはチョウたちの好きな花だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_101016068 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
40809 2010年10月16日 撮影
静止して開翅 日光浴か

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
09_101016125 X800 D5000 VR18-200.jpg
40810 2010年11月3日 撮影
11月になると擦れた個体が多くなる。ニコンの一眼レフで、初めてライブ・ビューで撮れるようになったのがD5000だった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
10_110330069 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg   
40811 2011年3月30日 撮影
越冬明けの秋型がミツマタの花で吸蜜

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
11_110330104 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg
40812 2012年3月27日 撮影
春先は枯葉の上に止まることが多い。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/5秒 110mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
12_120327044TS X800 P90.jpg
40813 2013年4月13日 撮影
春の陽を浴びて

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
13_130413039 X800 G12.jpg


09) ルリタテハ
  
40901 2011年4月26日 撮影
越冬明けの個体 擦れてはいるが破損はほとんどない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
01_110426061 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
40902 2014年8月15日 撮影
ルリタテハは年3回発生するようだ。春に越冬明けの個体を見ることが多く、8月に生まれてくる夏型を見る機会は少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
02_140815071 X800 HS50.jpg
40903 2014年8月15日 撮影
春はアセビなどの花に来て吸蜜するが、この時期はクヌギやコナラの樹液に集まることが多い。開翅して特徴ある美しい姿を見せる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
03_140815072 X800 HS50.jpg


舞岡公園,コミスジ,キタテハ,ルリタテハ,ウツギ,セイタカアワダチソウ,コセンダングサ,ミツマタ,カメラ,ライブ・ビュー

2020年6月21日

舞岡公園の蝶 55種 (9) トラフシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ

6月11日、関東甲信地方が梅雨入りし、数日間、雨が降る日が続いた。平年より3日遅いという。そして、東京では5月25日に緊急事態宣言が解かれて以降、新型コロナウィルスの新規感染者が再び増加 し、6月2日にアラートが発動されていた。しかし、6月12日の午前0時より、解除され、赤くライトアップされてたレインボーブリッジは、虹色に戻った。同時に第3ステップへ移行、飲食店午前0時まで営業可となり、19日には休業要請はさらに緩和され、事実上全面解除となるようだ。
 ところが、6月11日には、東京都の1日当たりの新たな感染者は 22人に増え、6月14日には47人となった。新宿の接待を伴う飲食店従業員の20代~30代の人の感染者が多く、集団PCR検査を行った結果、多くの陽性者が出たという。
 一方、中国北京では食品市場で集団感染者が出たというニュースが伝えられている。
  ヨーロッパではやや落ち着いたものの、アメリカ、ブラジル、ロシア、インドではまだまだ感染者が増えている。
 そんな中、真夏日となった6月10日にも舞岡公園へ出かけてみたが、平地産ゼフィルス愛好家の数は少なく、公園を歩く人も少ない。熱中症も心配だ。(6月16日記)

3.シジミチョウ科 ④   トラフシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ

10) トラフシジミ

31001 2005年4月28日 撮影
リョウブの新芽に産卵を試みる春型の♀ 春型は夏型に比べ裏面の灰白色の帯が鮮やかである。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
31001)050428040 X800 D100 Tokina100.jpg
31002 2019年6月6日 撮影
羽化したての夏型♂

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31002)190606034 X800 RX10M4 .jpg
31003 2019年6月6日 撮影
路上では踏まれてしまうとの思いから、近くの葉に移した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31003)190606063 X800RX10M4 .jpg
31004 2019年6月6日 撮影
陽を浴びて裏面が映える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31004)190606075 X800 RX10M4.jpg
310605 2019年6月18日 撮影
咲き始めたリョウブの花を訪れ、半開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31005)190613074 X800 RX10M4.jpg
31006 2019年6月18日 撮影
リョウブの花で吸蜜する。この年、トラフシジミの夏型の個体を例年より多く見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31006)190618060m X800 RX10M4.jpg


11) ベニシジミ

31101 2008年7月5日 撮影
舞岡公園では3月の終わりから10月末まで成虫の姿を見る。年4~6回の発生

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( f13 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31101)080705049 X800 D300 Σ17-70.jpg
31102 2009年4月16日 撮影
ベニシジミが翔ぶ草原

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/184秒 5mm ISO64 )  露出補正 -0.3段
31102)090416027 X800 P90.jpg
31103 2009年6月13日 撮影
第二化 ハルジオンで吸蜜する姿を良く見る。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31103)090613021 X800 D300 Tokina100.jpg
31104 2010年4月13日 撮影
春先に出現する第一化は前翅のオレンジ色の範囲が広く美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31104)100413063 X800 D300 Tokina100.jpg
31105 2011年4月26日 撮影
普通種なので珍重こそされないが、素晴らしく美しいチョウだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
31105)110426049 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
31106 2011年8月7日 撮影
夏型(高温期型)は前翅の表が黒ずむ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO400 ) 露出補正 なし
31106)110807022 X800 G12.jpg
31107 2016日6月17日 撮影
マクロレンズで近寄って撮影するとバックがきれいにボケた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし  
31107)160617037 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31108 2019年6月18日 撮影
このころに発生するベニシジミは表の前翅の黒斑が滲むように発達している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
31108)190618063 X800 D5300 TAMRON90.jpg


12) ウラナミシジミ

31201 2010年10月16日 撮影
このチョウは秋も深まった頃に多く見られるようになる。発生を繰り返しながら分布を北に拡げていく。前翅の暗色部が広く♀のようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段  
31201)101016123 X800 D5000 VR18-200.jpg
31202 2016年9月28日 撮影
ハギの花とウラナミシジミ

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
31202)160928051 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31203 2016年10月20日 撮影
コセンダングサで吸蜜する♂

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31203)161020056 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31204 2016年10月20日 撮影
コセンダングサは秋に咲く地味な花だが、ウラナミシジミは好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31204)161020071 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31205 2016年10月20日 撮影
コセンダングサは谷戸の畔に咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
31205)161020029 X800 コセンダングサ P610.jpg
31206 2019年10月23日 撮影
♀のようだ。結局、舞岡公園では、このチョウは秋にしか見られないのか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
31206)191023051 X800 RX10M4.jpg


2020年5月10日

舞岡公園の蝶 55種 (5) ツマキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ

今年の春は3月26日を最後に舞岡公園へは行っていない。3月26日には日本国内のCOVID19の感染者数は1300人を少し超えた。専門家会議は「蔓延の恐れ高い」と警告を発する。東京都内の大病院で集団感染が起こっている。都知事の夜間外出自粛要請に関わらず、夜桜花見の若い女性がTVで報じられる。
 国内感染者が4,000人を超えた4月7日には、東京、大阪、神奈川、埼玉、兵庫、千葉、福岡の7都道府県 に緊急事態宣言が出された。期間は連休の終わる5月6日までの1か月間である。3つの「密」(密閉空間、密集場所、密接場面)の重なりを避けることから考えれば、公園をカメラを持って一人で歩く分には問題はなさそうと考えるが、「外出自粛」であれば、後ろ髪をひかれる。
 この時すでに世界の感染者数は1,214,466人と報じられていた。5月のGW以降も緊急事態宣言は継続されるようだ。(5月2日記)

2.シロチョウ科 ②  ツマキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ

03) ツマキチョウ
  
20301 2005年4月28日 撮影
♀ ツマキチョウは年1回、春に生まれてくるスプリング・エフェメラルだ。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20301)050428051 X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
20302 2006年4月22日 撮影
♀ 舞岡公園ではツマキチョウの個体数はそれほど多くないと思う。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20302)060422047 X800 舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
20303 2007年4月26日 撮影
ダイコンバナに来た♂ ♂のオレンジトップは魅力的だ。

Nikon D100  NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
20303)070426011 X800 ○舞岡公園 D100.jpg
20304 2010年4月13日 撮影
タンポポで吸蜜する♂ タンポポ、菜の花には比較的よく来るが、ハルジオンに来たところは見たことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/3200秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20304)100413016 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20305 2010年4月13日 撮影
♂ 可憐なチョウだ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20305)100413023 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20306 2010年4月13日 撮影
フラサバソウというのだろか、オオイヌノフグリを小さくしたような直径5㎜ほどの小さな花に飛来し吸蜜する。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20306)100413059 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20307 2012年4月15日 撮影
♂ これは何の蕾だろうか。ツマキチョウは地に咲く小さな花に良く来る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
20307)110415015T X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
20308 2011年4月26日 撮影
ムラサキケマンで吸蜜する♂ 時期的には少し遅いがまだまだきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/12500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
20308)110426082 X800 ◎舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
20309 2012年4月24日 撮影
♀ 飛翔

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20309)120424037 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20310 2013年4月25日 撮影
4月も25日になると破損した個体も多くなる。  

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
20310)130425008 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg


04) モンシロチョウ

20401 2005年4月14日 撮影
定番の菜の花にモンシロチョウ

MINOLTA DiMAGE A200 f2.8-3.5 7.2-50.8mm 8.0 Mega Pixels
データ不詳
20401)050414026 X800 ○舞岡公園A200.jpg  
20402 2005年4月28日 撮影
ハルジオンに来たモンシロチョウ

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20402)050428037 X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
20403 2006年4月22日 撮影
ヒメオドリコソウに来た♀

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20403)060422026 X800 ○舞岡公園ヒメオドリコソウ D100 Tokina100.jpg
20404 2006年6月29日 撮影
谷戸に咲くハルジオンで吸蜜する♀

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 7mm ISOオート )
20404)060629006 X800 ◎舞岡公園 A620.jpg
20405 2011年4月26日 撮影
セイヨウタンポポに来た♂

Nikon D100 TAMRON 60mm f2.0G macro
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
20405)110426069 X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
20406 2011日7月12日 撮影
散策路に咲くハルジオンに

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
20406)110712012 X800 舞岡公園 G12.jpg
20407 2012年4月24日 撮影
路傍のハルジオンで吸蜜 

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
20407)120424027 X800 舞岡公園 G12.jpg
20408 2013年4月13日 撮影
菜の花にはセイヨウアブラナとセイヨウカラシナとがあるが、区別できない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20408)130413026T X800 ○ 舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20409 2013年5月31日 撮影
求愛飛行

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/302秒 110mm ISO64 )  露出補正 なし
20409)130531011 X800 ○舞岡公園 P90.jpg
20410 2013年6月10日 撮影
イモカタバミの花に顔を埋める♂ ちょっと北海道で見たオオモンシロチョウを想起する。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 110mm ISO179 )  露出補正 -0.3段
20410)130610036 X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ P90.jpg
20411 2013年6月29日 撮影
アカツメクサと♂

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 110mm ISO64 )  露出補正 -0.3段
20411)130629001 X800 舞岡公園 P90.jpg
20412 2014年7月1日 撮影
田んぼのの畔で廃材が燃やされ、消し炭になっているところへ雨が降り、そこへモンシロチョウがその水を吸いに来ていた。こんな光景を見るのは珍しい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/400秒 25mm ISO200 ) 露出補正 なし
20412)140701058 X800 舞岡公園 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
20413 2014年7月1日 撮影
モンシロチョウの他にルリシジミやアゲハも吸汁に来ていた。  

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 185mm ISO800  ) 露出補正 なし
20413)140701046 X800 岡公園 HS50.jpg


05) スジグロシロチョウ

20501 2007年5月29日 撮影
イボタの花で吸蜜

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20501)070529031 X800 ○舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
20502 2010年6月11日 撮影
イボタの花でよく見る。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20502)100611005 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
20503 2010年6月11日 撮影
谷戸のこの花はウツギと思う。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
20503)100611008 X800 ◎舞岡公園 IXY900IS.jpg
20504 2010年6月15日 撮影
   交尾

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
20504)100615033 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
20505 2012年6月14日 撮影
ノアザミで吸蜜

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
20505)120614029 X800 ○舞岡公園 G12.jpg 
20506 2012年6月14日 撮影
交尾拒否

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 12000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20506)120614065 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg


2020年4月29日

舞岡公園の蝶 55種 (4) キタキチョウ、モンキチョウ

チョウの春はモンシロチョウと菜の花で始まると言っても過言ではない。しかし、最初に飛び出すのは越冬明けのキタキチョウのようだ。舞岡公園でキタキチョウはいつでも見られるチョウである。今年は天候が定まらず、気温も低い日があって、舞岡公園の春のチョウの数は少ないようだ。(4月20日記)

2.シロチョウ科 ①  キタキチョウ、モンキチョウ

01) キタキチョウ  

20101 2005年9月25日 撮影
秋、食草でもあるハギの花が咲き、キタキチョウが集う。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
  20101)050929085 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
20102 2005年9月25日 撮影
この個体は越冬するのだろう。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20102)050929088 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
20103 2006年5月30日 撮影
ウツギの花で吸蜜

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
データ不詳
20103)060531060 X800 ○舞岡公園 D100 18-200VR.jpg
20104 2007年9月4日 撮影
ハギの種類はたくさんあり、wikipediaで学名 Lespedeza は30種あげられている。

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 7mm ISOオート)
20104)070904006 X800 ◎舞岡公園 A620.jpg
20105 2010年6月15日 撮影
夏型の♂ 翅表の黒の模様が透けて見える。   

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 130mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20105)100615068 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
20106 2010年7月31日 撮影
盛夏 咲き始めたハギの花で吸蜜 ハギは7~9月にピンクや白、紅紫色をした花を枝先に咲かせる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
20106)100731005 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
20107 2010年7月31日 撮影
真夏の♀

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
20107)100731015 ◎舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
20108 2011年7月12日 撮影
少し翅を開いてくれた。翅表は飛翔しているところを撮らねば撮れない。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/2000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
20108)110712002 X800 △舞岡公園 SIGMA 105macro.jpg
20109 2011年7月18日 撮影
ハギの葉裏に静止

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/320秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし  
20109)110718057M X800 ○舞岡公園・朝 D300 SIGMA 105macro.jpg
20110 2011年10月6日 撮影
コセンダングサに来たところを背景を入れて撮った。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 6mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
20110)111006028T X800 ○舞岡公園 G12.jpg


02) モンキチョウ

20201 2007年10月5日 撮影
コセンダングサで吸蜜。秋にはコセンダングサに様々なチョウが訪れる。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20201)071005033 X800 舞岡公園 D100 Tokina100.JPG
20202 2009年7月19日 撮影
次の写真の個体と同じ状況

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/3200秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20202)090719006 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20203 2009年7月19日 撮影
尾端を曲げて産卵しようとしているように見える。しかし、モンキチョウの食草はマメ科の植物だが、この葉は明らかにマメ科の植物ではない。ニンジンの葉のように見えるが。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20203)090719013 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20204 2009年7月19日 撮影
♀ 開翅

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20204)090719014 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20205 2011年10月17日 撮影
秋も深まってきた。コセンダングサで吸蜜する♂

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20205)111017011 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20206 2013年8月16日 撮影
マメ科植物の葉に静止する♀

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 なし
20206)130816006 X800 ○舞岡公園 D300+∑70-300.jpg


2019年9月24日

軽井沢 蝶の楽園 (1) 9月7日

  インターネットで「軽井沢 蝶の楽園」というところがあるのを知った。そこにはフジバカマがたくさん植えられ、秋にはアサギマダラが群れ飛ぶという。
 9月5日に毎年お世話になっている学生時代の友人の軽井沢の別荘に泊めていただき、翌6日は仲間とゴルフを楽しんだ。例年ゴルフをした日の夜は泊まり、翌日の朝食後に解散になる。ゴルフをした6日も快晴だったが、7日も天気は良かった。私は、「晴れたので、軽井沢で写真を撮っていきたい」と勝手を言い、毎年、往きにわたくしの車に同乗してきた2人に、帰路は同乗をお断りして新幹線で帰っていただいた。
   軽井沢駅まで2人を送った後、 信濃追分の近くの花咲山というところにある「軽井沢 蝶の楽園」に向かった。ごく近いところなのだが、カーナビに登録されていなかったので少々道に迷ってしまったが、スマホ検索で10時半に現地を探し当て、到着した。
 「軽井沢 蝶の楽園」に入る。管理をされている「軽井沢アサギマダラの会」の受付があったので、挨拶に行くと、ここの地主さんなのだろうか、5年前にここに「蝶の楽園」を造られた土屋正治さんという方が来て居られて話をさせていただいた。御代田の神社で見たアサギマダラが好きになり、この地にアサギマダラを呼びたいとテニスコートだっところに、フジバカマなどを植えられたという。今では9月の10日ごろから、フジバカマが咲き、最盛期には3千頭のアサギマダラが舞う、と楽しそうに話をしてくださった。
 私が訪れた9月7日には残念ながらアサギマダラは姿を現さなかった。少し時期が早かったのと、まだフジバカマもほとんど蕾の状態だった。
 ブッドレアが咲いていて、そこにミドリヒョウモンなどに混じって、クジャクチョウ、シータテハが飛来した。期待していなかったシータテハに会えたのはうれしい。私にとってはアサギマダラ以上である。ミヤマカラスアゲハも少なくないようだ。
 近くに「花咲山 せせらぎの小径」があり、歩いてみた。この日はそこでは収穫がなかったが、改めて5月~7月ごろに来てみる価値がありそうだ。 10時半から2時間ほど撮影を楽しんだ。

  190907_001.jpg 1.ゴルフ場から浅間山を望む
これは、「軽井沢 蝶の楽園」へ行く前日、学生時代の仲間とゴルフを楽しんだ「隨縁軽井沢ナインハンドレッド倶楽部」から眺めた浅間山の姿である。この時は噴火の噴煙は見られなかった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO80 ) 露出補正 なし
190907_002.jpg   2.「軽井沢 蝶の楽園」 駐車場
軽井沢駅から、ナビを設定しようとしたが「軽井沢 蝶の楽園」は登録されていない。電話番号もわからない。GoogleMapを頼るしかなく、しなの鉄道の信濃追分駅をナビに入力し、車を走らせた。スマホで「軽井沢 蝶の楽園」の場所が表示できたので何とかその駐車場にたどり着くことが出来た。昨日ゴルフをしたゴルフ場からそう遠くはないところだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_003.jpg 3.クジャクチョウ -1
駐車場から「蝶の楽園」へ下りていくと、まず最初に出くわしたのがクジャクチョウだった。しかも、とてもきれいな個体だった。開翅して後翅の眼状紋が見えない姿は、美しく精悍である。インターネットの情報から想像するに、栽培されたフジバカマにアサギマダラとミドリヒョウモンくらいが来るのかなと思っていたが、クジャクチョウに会えたのは嬉しかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_004.jpg 4.ミドリヒョウモン♀
「蝶の楽園」にはフジバカマだけでなく、多くの花が植えられ、咲いていた。ブッドレアは蝶の好きな花である。そのブッドレアにミドリヒョウモンの♀がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190907_005.jpg 5.クジャクチョウ -2
ブッドレアにはクジャクチョウも来て、吸蜜していた。クジャクチョウは山地性のチョウである。信濃追分駅は信越本線時代、中央本線富士見駅と並んで、特急が通る日本最高所駅(957 m)として知られていたそうだ。蝶の楽園もほぼ同じ程度の標高と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190907_006.jpg 6.シータテハ -1
ブッドレアの花にはシータテハもいた。シータテハに会うのは久しぶりである。この日一番の収穫と言っても良い。これは夏型だろうか、秋型だろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_007.jpg 7.シータテハ -2
前の写真と同じ個体。翅表を見る限り、夏型の♂のようだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_008.jpg 8.受付小屋
「軽井沢アサギマダラの会」の受付があった。そこでアサギマダラの会の発起人であり、土地を提供された土屋正治さんという方にお目にかかって、いろいろと話をさせていただいた。ここを5年前に造られた土屋正治さんは、近くの御代田にある某神社で見たアサギマダラが好きになり、この地にアサギマダラを呼びたいとテニスコートだっところに、アサギマダラが好むフジバカマの花を700株以上植えられた。いまでは1シーズン3,000頭ものアサギマダラが飛来すると話してくれた。土屋さんが、マーキングをして放蝶したアサギマダラが、鹿児島県の喜界島で再捕獲されているという。この日は時期的にまだ少し早く、フジバカマも蕾の状態で、アサギマダラの姿を見ることはできなかった。

 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
190907_009.jpg 9.ブッドレアと浅間山
このブッドレアは浅間山を背景に吸蜜するチョウの撮影ポイントだそうだ。f11くらいに絞って撮ると浅間山がシャープに撮れたかもしれなかった。後の祭りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 43mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_010.jpg 10.アカタテハ -1
アカタテハ、ヒメアカタテハもブッドレアの花が好きだ。フジバカマも好きなはずだが、フジバカマはまだ蕾が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 53mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_011.jpg 11.ウラギンヒョウモン♀
ミドリヒョウモンに混じってウラギンヒョウモンもいる。ブッドレアが咲くコーナーは賑やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_012.jpg 12.アサマイチモンジ -1
少し擦れてはいるがアサマイチモンジも元気だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_013.jpg 13.アサマイチモンジ -2
イチモンジチョウは舞岡公園あたりでも見られるが、アサマイチモンジはまず見ることが出来ない。日本固有種である。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_014.jpg 14.ミドリヒョウモン♂
♂もまだ元気に飛び回っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190907_015.jpg 15.シータテハ -3
前掲の写真とは別の個体である。この裏面を見るとやはり夏型だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_016.jpg 16.クロアゲハ
「蝶の楽園」の一番奥にクサギの木が1本ある。花も咲いている。これはミヤマカラスアゲハが来るかなと思って、見張っていると、クロアゲハが吸蜜に来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_017.jpg 17.ウラギンヒョウモン♀ -2
大分擦れてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 37mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_018.jpg 18.アカタテハ -2
アカタテハは秋になると多くなる。これはきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_019.jpg 19.イチモンジセセリ
この花に飛来し、吸蜜するチョウの種類は多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_020.jpg 20.ヒメアカタテハ -1
傷んでいる個体も多かったが、これはきれいな個体だった。ヒメアカタテハもこれから数を増してくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_021.jpg 21.ヒメアカタテハ -2
出来るだけ背景を入れようと広角端で近づいて撮った。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_022.jpg 22.シータテハ -4
日をいっぱいに浴びて吸蜜している。夏型の♀のようだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 76mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_023.jpg 23.シータテハ -5
シータテハはブッドレアの周囲に数頭いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_024.jpg 24.ジャノメチョウ
「蝶の楽園」の奥の草むらにはジャノメチョウが飛んでいた。もしかしてオオヒカゲかと期待したが、ジャノメチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_025.jpg 25.フジバカマと浅間山
ここらでちょっと一休みだ。フジバカマの花の向こうに浅間山が見える。あと1週間もすれば、ここにアサギマダラが舞う姿を撮影できそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2019年7月15日

山中湖文学の森 6月4日

6月5日にゴルフをやろうと、その前日、仲間が会員になっているエキシブ山中湖に泊ることになった。そこで、集合時間の前にチョウの写真でも撮ろうと思い、自宅を早めに出発した。チョウのいそうなポイントが分からぬまま、行き先を「山中湖文学の森公園」にした。
 須走から国道138号線を20分ほど走ると山中湖畔旭日丘に突き当たる。そこを少し左に走ると「山中湖文学の森公園」 の入り口があった。入り口から少し坂を上がったところに駐車場があったが、閑散としていた。  曇り空で気温も低く、チョウはスジグリシロチョウしか飛んでいない。
 それにしても山中湖を見下ろす高台にある園地は、施設も立派で、落ち着きがあるところだった。入園料も不要で、園内を散策できる。ここの事業主は山中湖村で、管理運営は山中湖村教育委員会だそうだ。こちらは有料だが、三島由紀夫文学館や徳富蘇峰館もあった。
 その日の夜は宴会をして、夕食後は久しぶりにカラオケを楽しんだ。みんな上手い。翌日は絶好のゴルフ日和となり、友達同士で馬鹿を言いながら楽しいラウンドだった。

  1.文学の森公園案内図
山中湖へは何回か来ているが、ここは初めて来る。富士ゴルフコースが近い。チョウの写真を撮りたいと思って、この辺りへ行こうと思って来た。案内図を見ると、文学の森公園は三島由紀夫文学館や徳富蘇峰館があり、湖畔まで下りるいくつかの散策路がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_001.jpg
2.徳富蘇峰館
駐車場から園内へ進むとすぐ右手に徳富蘇峰館が、左手に三島由紀夫文学館があった。この建物は徳富蘇峰館 である。立派な建物だ。ジャーナリストとして、著述家として、また歴史家として明治・大正・昭和史に大きな足跡を残し、山中湖の自然をこよなく愛した蘇峰をさまざまな角度から紹介しているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
190604_002.jpg
3.三島由紀夫文学館
wikipediaによると、三島由紀夫 唯一の文学館として、1999年(平成11年)7月3日にここに開館した。公的機関での三島資料の保存・利用を希望する三島の遺族の意向と、「山中湖文学の森公園」建設の構想が一致したことから、三島文学の研究と普及を基本理念として設立されたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_003.jpg
4.三島由紀夫文学館の庭
三島由紀夫文学館の前を左に回り込むと庭園となっていた。この中庭は、三島邸(大田区南馬込)の一部のイメージが再現されているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_004.jpg
5. 富安風正句碑 「庭として 花野を湖に かたむくる」
  園内には、しゃくなげの道とか、かえでの道と名付けられた何本かの散策路がある。かえでの道からあやめの道を歩き、湖畔のほうへ降りていくと、与謝野晶子句碑やこの富安風正句碑あった。wikipediaによれば、富安風正は愛知県出身の俳人で高浜虚子に師事した。昭和28年8月より旭日丘の湖畔の山荘を落葉松荘と命名し、昭和53年まで避暑地として毎夏山中湖で過ごし、山中湖村青年俳人のグループ「月の江会」の句会で選句、指導するとともに句を読んでいたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
190604_005.jpg
6.文学の小径案内図
その富安風正句碑の少し先にこの案内図が立っていた。富安風正句碑は8っあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_006.jpg
7.山中湖 湖畔 -1
湖畔から少し高くなったところに山中湖村平野地区の代表的旧家「旧天野次郎宅」を移築した「蒼生庵」とか、山中湖にゆかりのある近代俳句の巨匠・富安風生自筆の色紙や短冊等を展示した「俳句の館 風生庵」などがある。湖畔が眺められるが、富士山は湖の左側でここからは見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_007.jpg
8.「山中尋常高等小学校」
山中湖情報創造館につながるように「山中尋常高等小学校」という札が掛かった建物があった。「山中尋常高等小学校」は明治時代に建築され、校舎としての役割を終えた後も公共施設として最近までいろいろな形で活用されてきたそうだ。今は歴史文化の体験と継承を図ると共に、情報創造館の学習室、研修室として活用する事を目的に文学の森公園内に移築されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190604_008.jpg
9.「 俳句の館 風生庵」
山中湖村平野地区の代表的旧家であった「旧天野次郎宅」が古民家の保存と活用のために「文学の森公園」内に山中湖にゆかりのある近代俳句の巨匠・富安風生、俳句の館として移築された。 この建物は、富士北麓の典型的な農家のスタイルを伝えており、築後150年以上といわれている。入母屋風甲(かぶと)づくりの萱葺き屋根であったが、移築に際し銅板葺きに改修されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
190604_009.jpg
10.森の小径
木漏れ日が差し込む散策路はすがすがしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
190604_010.jpg
11.スジグロシロチョウ
チョウの写真を撮りたいと思ってここへ来たのだが、チョウは少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190604_011.jpg
12.徳富蘇峰館入口
玄関へのアプローチの両脇に大きな岩があり、向かって右の岩には「千秋」と、左の岩には「万歳」と彫られていた。徳富蘇峰館の中には入らなかったが、蘇峰の直筆原稿、掛軸、扁額、書簡、絵画、愛用品、肖像写真、著書、研究書、関連雑誌等の資料を所蔵し、約150点の資料を展示されているという。1998年(平成10)7月25日にオープンした。 徳富蘇峰は昭和7年(1932年)から昭和20年(1945年)の毎夏を湖畔の山荘「双宜荘」で過ごした。「旭日丘」の名付け親だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190604_012.jpg
13.三島由紀夫文学館 アポロ像
駐車したところまでまた上ってきた。三島由紀夫文学館の中庭をさらに回って、入り口の反対側に回り込む。アポロ像があった。三島由紀夫の自宅(大田区南馬込)の庭にあるアポロ像のレプリカだそうだ。文学館内の窓からは正面から見ることができるように立っている。この時三島由紀夫文学館では、開館20周年特集展として、「20歳(はたち)の歩み」が開催中であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_013.jpg
14.除雪車
除雪車が置かれていた。冬は雪深いのだろう。余談になるが、除雪車というのは日本ではまあまあ需要はあると思うが、どのようなメーカーがあるのかな興味を持った。小型(家庭用など)としてはホンダやヤマハがある。大型・中型の除雪車は建機メーカー(コマツなど)や、 農機メーカー(ヤンマーなど)があり、除雪機の専門メーカーとして札幌に本社があるNICHIJOというのがあった。ここに置かれていた除雪車はコマツ製のように見えるが定かではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190604_014.jpg
15.山中湖 湖畔 -2
さて、午後3時半になった。車に戻って、平野の方へ向かう。途中で湖畔の駐車場に車を停め、湖畔に下りてみた。外国人観光客もちらほらと見える。これは北東の方角を見ているが、今夜宿泊するエキシブ山中湖が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_015.jpg
16.山中湖畔の富士山
雲で見えないかと思った富士山だったが、てっぺんまで見えていた。山中湖から見る富士山は、湖畔の対岸、マリモ通りから眺めるのがすそ野が広がって美しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_016.jpg
17.翌朝の富士山
エキシブ山中湖で迎えた翌朝は晴れとは言い難かったが、梅雨の時期には珍しく富士山は全容を見せてくれていた。この日プレーする富士スピードウェイの近くにあるゴルフ場へは三国峠を越えていく。富士山は途中にある展望台からもきれいに見ることだ出来た。展望台には大勢のカメラマンの姿があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 21mm ISO80 ) 露出補正 なし
190604_017.jpg


2018年5月 6日

春の鎌倉円覚寺 4月1日

この日、人生2度目のホール・イン・ワンを達成した元勤務先の先輩のお祝いの会にお招きいただいた。会場風景など、スナップ写真を撮って欲しいと依頼されていたのでCanon G12を持参していた。パーティーは12時から始まり、2時半ごろお開きになった。天気も良く、まだ陽は高い。紅葉のシーズンには何度か訪れた円覚寺だが、春に行ったことがない。北鎌倉で下車することにした。
 桜満開の土曜日だったが、午後遅かったためか、参拝客は少なかったので、ゆっくりと境内を散策できた。

1.北鎌倉駅
北鎌倉で下車すると、反対側に停車していた下り湘南新宿ラインが動き出していた。通り過ぎるのを待って、円覚寺側に踏切を渡る。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.円覚寺総門の桜
総門の石段の手前に満開の桜があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.円覚寺総門
円覚寺の総門には、山号の「瑞鹿山」(ずいろくさん)の額が掲げられている。開山無学祖元の創建開堂に​あたって、その法話を聞きに山中から白鹿が​出てき​たことから、この名が付けられたという​話があるそうだ​​。(鎌倉手帳 寺社散策より)​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 6mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.山門の桜
総門で受付を済ませ、山門の石段を上がる。山門を抜けると仏殿が見えるが、ここにも満開の桜があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 12mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.新緑と桜
新緑の若葉が美しい季節が始まっている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/640秒 30mm ISO800 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.大方丈
大方丈では、縁に座って庭を鑑賞している人がいる。本来は住職が居住する建物を方丈と呼ぶが、現在は各種法要の他、坐禅会や説教会、夏期講座等の講演会や秋の宝物風入など、多目的に使われているそうだ。午後の遅い時間、禅寺の風情がある。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/250秒 16mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.アセビ 馬酔木
ツツジ科アセビ属の常緑低木。馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という​ところ​から付いた名前であるとされる。 ほんとに馬が食べると酔うのだろうか。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 16mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.白鹿洞のヤマブキ
ヤマブキの黄色が鮮やかだった。円覚寺の創建開堂にあたっては、無学祖元の法話を聞くために山中から白鹿が出てきてこれに連なったという言い伝えがある。その白鹿が出てきたというのがこの「白鹿洞」(びゃくろくどう)。円覚寺の山号は「瑞鹿山」。この山号には「めでたい鹿のお山」という意味があるそうだ。(鎌倉手帳 寺社散策より)​

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/1250秒 ​7​mm ISO2​0​0 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.​ルリタテハ
ルリタテハがスーっと飛んできて、石の上に止まって、日向ぼっこをするように 開翅してくれた。

​​​​​Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.5​ 1/1250秒 ​30​mm ISO250​0 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.山門と桜
午後4時。山門へ戻ってきた。渋い山門を背景に桜の花が浮き立つ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.2​ 1/1250秒 ​9​mm ISO50​0 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.桂昌庵
紅葉のシーズンもきれいだが、新緑も良い。ここ桂昌庵(けいしょうあん)は、第四十九世承先道欽(しょうせんどうきん)の 塔所 だそうだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​3.2​ 1/800秒 ​10​mm ISO80​0 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.横須賀線北鎌倉駅
円覚寺の総門を出て、北鎌倉の駅へ戻る。今度も下り、鎌倉方面行の電車が到着していた。私は、この踏切を渡って上り電車に乗る。昭和43年に結婚し、北鎌倉に借家住まいをしていた7年間、毎朝、ここから横須賀線に乗って東京へ通ったのを思い出す。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影( f​4.5 1/1250秒 ​30​mm ISO80​0 ) 露出補正 
-0.7段
;クリックすると大きな写真になります。